使用機器紹介



いろいろな機器の使用感などを書いています。 いわゆるレビューです。

全部が所持している機器とは限りませんが、一定期間使用して、その感想を書いています。
古い機器のも書いていますが、私自身、結構古い機器の情報を知りたいと検索をすることが
多いので、古くても誰かの参考になることもあるはず・・・と、載せておくことにしました。

オークション等で古い機器を購入することもあると思いますので・・・。
必ずしも最新のが必要とは限りませんし・・・。

感想は、もちろん全部個人的な主観です。
あと感想が変わり次第、告知することなく随時加筆修正していきます。




パソコン関係
IBM Space Saver Keyboard II
ONKYO GX-70AX
ONKYO SE-90PCI
matrox Millennium G450
canopus SPECTRA X20
ELSA GLADIAC 544
ELSA GeForce GTX 650 Ver.2 S.A.C

オーディオビジュアル関係
BOSE WBS-1 VRII
audio-technica ATH-A500
SONY BDZ-AT350S
TURTLE BEACH XBOX 360 Audio Adapter

ラジオ関係
SONY ICF-SW11
SONY ICF-EX5




【 IBM Space Saver Keyboard II 】

IBM Space Saver Keyboard II

IBM 社の PS/2 接続のパソコン用キーボードです。

同社のノートパソコンである ThinkPad にそっくりな外見で、ファンにはたまりません。
マウス変わりのポインティングデバイスである TrackPoint もちゃんと搭載されていて、
これを使えばマウスは必要ありません。
接続コードは先端がマウス端子、キーボード端子の二又に別れていて、
パソコン側のそれぞれの端子に接続します。
キーボード右側にはテンキーは無く、カーソルキーなどのいくつかのキーがあります。
全体の横幅は 37cm くらいで、奥行きは 16.5cm くらいです。

使用感としては、キーボードのグラグラ感はあるものの、
テンキーを必要としない私にとっては、非常に省スペースで、精神的に落ち着きます。
そしてなにより、TrackPoint がものすごい便利です。
ノートで ThinkPad を使っている人にとっては、使用感そのままで
デスクトップ機を使えるので、かなり最高です。

TrackPoint の素晴らしいところは、キーボードを打つ手のポジションそのままで、
マウス操作が可能なところです。
これは慣れると、病みつきになります。

私も、今売られているマウスとか、新発売のすごい感じのマウスとか
色々と試してはいるのですが、結局この TrackPoint の便利さを超えるものに出会えていません。
TrackPoint に慣れて、思い通りにマウスカーソルを動かせるようになった人にとっては、
TrackPoint を超えるポインティングデバイスは存在しないのではないか・・・とすら思えるほどです。

キータッチに若干の不満があるので、他のキーボードもよく物色してはおりますが、
この TrackPoint から離れられないので、延々と移行できておりません(苦笑)。

そんなわけで、とても重宝して使っております。




【 ONKYO GX-70AX 】

ONKYO GX-70AX

ONKYO 社のパソコン用アンプ内蔵スピーカーです。

ツィーター部とウーファー部のある、いわゆる2WAY スピーカーです。
入力端子が RCA ピンジャックで2系統あるので、2種類のパソコンを繋げたい場合などに便利です。

音質ですが・・・ 良いと思います。
2WAY スピーカーの特徴か、高音も低音も綺麗に出ます。

下記で紹介しております BOSE 121V のスピーカーと比較しますと、どうしても全体的に
こもった感じの音に聴こえてしまいますが、それはスピーカーの体積の違いを考えれば
しょうがないところなのかもしれません。

ノイズに関してですが、
ヘッドホンをした状態で、アンプのボリュームを、一般的に言われる
「9〜10時の角度」(ボリューム角度を、アナログ時計の針の角度に見たてた言いまわしだと思う)に
した辺りから、サ〜・・・というノイズ(ヒスノイズ、ホワイトノイズというらしい)が出始めます。
それまでは、ほとんどノイズらしき音はしていないと思います。

あと入力端子は A と B の2種類あるわけですが、
B は無音に近かったのに A のほうにはノイズが出ていたので、
私は B のほうにメイン機器を接続して使っています。

まあ大体そういう感じです。
この製品、結構気に入って愛用しております。




【 ONKYO SE-90PCI 】

ONKYO SE-90PCI

ONKYO 社のオーディオボード(サウンドカード)です。
PCI 接続対応。

これの前に使っていたのが、Xwave 6000 という、YAMAHA YMF-754-R チップを搭載した
2,000 円くらいのサウンドカードでしたので、それと比較してどうか・・・ということになりますが、
高音がより伸び、低音がより重くなり、各音ひとつひとつが明瞭になり、
音全体に重圧感と透明感が増した・・・というような印象を受けました。

基本的な感想としては・・・そういう感じです。
とりあえず、再生される音に関して、私はこの製品にとても満足しております。




【 matrox Millennium G450 】

matrox Millennium G450

matrox 社のビデオカードです。
AGP 1X/2X/4X/8X 接続対応です。

パソコン周辺機器としての安定性ですが、とにかく安定しています。
自作したら絶対に Millennium を使うぞ〜!と決めていたので、最初に使ったビデオカードが
これでしたので、安定性とか画質とか、他のカードと比較してどう思ったとかは
当初は特にありませんでした。

ですが途中で ATi RADEON LE というのに変えたことがあったんですが、それによってこのカードの
優れた点が明確に理解できました。
RADEON LE ではウェブサイトで画像のサムネイル表示とかが正常に表示できないことが多々あったり、
熱暴走しているのか、どうでもいい時にいきなり画面にノイズが走るようなトラブルに結構見舞われて
いたのですが、Millennium G450 ではそのようなことは一切ありませんでした。

今まで「ビデオカードの安定性」という言葉を耳にしてはいましたが、正直実感がまるでありません
でした。 安定していて当たり前じゃないのか・・・? 安定してないビデオカードってどんな状態
なんだ・・・?と思っていました。 今回こういう目にあって、ビデオカードの安定性というものが
如何に大切なことか、身に染みて理解できたような気がします。
ビデオカードは画面表示の基本。 その安定性は、非常に大事なものであると思いました。

Millennium G450 は、ファンレスなので騒音も出しません。
ヒートシンクもそんな熱くなりませんので、発熱もたいしたことない感じです。

画質ですが、Millennium 全般にいえることらしいですが「輪郭がシャープ」で「発色が良い」です。
輪郭がシャープだということに関しては、そのままの意味です。 文字がクッキリ見えます。
発色が良いということに関しては、確かに発色は良いのですが、後に canopus のビデオカードを
使ってみて気づいたことなんですが、ややコントラストが高めのような気もします。
Millennium G450 だけ使っていると気づかないんですが、他社のビデオカードと比べるとコントラストが
高めで、悪くいえば色合いがドギツイような気もします。
この辺は好みの問題があると思うので、色々なビデオカードを試してみて判断するしかないと思います。

とにかく安定していて、画質も良く、ファンレスで発熱も少ない、素晴らしいビデオカードだと思います。
よく「2D 最強」とか言われますが、まんざら嘘でもないなというか、本当のような気がしています。




【 canopus SPECTRA X20 】

canopus SPECTRA X20

canopus 社のビデオカードです。
グラフィックチップに nVIDIA 社 GeForce 3 を搭載しています。
AGP 4X 接続対応です。

安定性ですが、数ヶ月使用していて一度だけ起動時に謎の現象が起こったことがありましたが、
基本的には問題はほとんど無く、その 3D 性能を考えますと極めて安定していると思います。

画質ですが、matrox Millennium から nVIDIA GeForce への移行ということもあって、体感的にかなりの
画質劣化が感じられるのでは・・・と心配でしたが、意外なほど劣化は感じられなく、それどころか
matrox Millennium をも上回っているのでは?と感じさせるほどの高画質だと思いました。
よく「 GeForce の画質はひどい」と聞きますが、これは確かに GeForce のチップを使っていますが、
カードベンダーである canopus 社の実力がすさまじいのか、そのような画質のひどさは
全く感じられませんでした。

3D 性能ですが、参考までに intel Pentium 3/866MHz との組み合わせで、
「3DMark 2000」において、「1024x768 pixel 32bit」の設定で 6500 くらい出ました。
あと AQUAPLUS 社の「テネベンチ」では 1500 くらい出ました(笑)。

その他の性能としては、各解像度ごとの色数( 256 , 16bit , 32bit )ごとに、個別にリフレッシュレートを
設定できるという機能に、個人的にかなり感動しました。
リフレッシュレートに関しては、Millennium G450 では、自動で設定されて「最適」としか表示されません。
本当に「最適」になっているのか、少し疑わしく思っていました。
でもこのビデオカードでは個別に完璧に設定できるので、精神衛生上とても良いと思います。

あとこのビデオカードには冷却ファンが付いていますが、小型ファンにしては静かだと思いました。
FireBird G2 という良質なファンなんですが、音量は、そりゃあ無いよりは音がしますが
音質が低周波という感じで、キィィィィン!という感じではなくてブォォォォンという感じなので
そんなに気分の悪い騒音ではないと思いました。

そんなわけで、安定性も申し分なく、画質も 3D 性能も非常に良好な
素晴らしいビデオカードだと思います。




【 ELSA GLADIAC 544 】

ELSA GLADIAC 544

ELSA 社のビデオカードです。
グラフィックチップに nVIDIA 社 GeForce 6200 を搭載しています。
AGP 4X/8X 接続対応です。

メモリのバス幅が 64bit なので、実際には GeForce 6200A なのではないかという話も
ありますが、ELSA の表記としては 6200 ということになっているようです。

性能ですが、とりあえずベンチマークの結果を記しておきます。
CPU 等がかなり足を引っ張っていると思われますので、
おそらくこのカードにとっては非常に酷な環境といえるでしょう(苦笑)。

・ CPU = Pentium3/1000MHz
・ Memory = 512MB ( PC133 )
・ Mother = intel i815EP chipset , AGP 4X
・ OS = Windows 2000 Professional SP4

・ AQUAMARK 3 ( Default ) = 15,034
・ 3DMark 2001SE ( Default ) = 4,386
・ ゆめりあベンチ ( 640x480 , それなり ) = 11,239

ベンチマークでは GeForce 3 ( canopus SPECTRA X20 ) に劣る場面もあるようですが、
実際の 3D ゲームにおいては、動作は速くなっているように感じます。
当たり前ですが、特に DirectX 9 のゲームでは。

まあ、とにかく CPU 等が足を引っ張りまくっておりますので、
3D ゲームが飛躍的に速くなる・・・というような結果にはなりませんでした・・・ 残念です。

ほとんどゲームに期待の主軸を置いていた私なのですが、
しかし意外なところでこのカードの長所がたくさん発揮されることになりました。

ひとつは、動画再生。
今まではカクカクしてほぼ再生不可能状態だった WMV HD の動画ファイルが
滑らかに再生できるようになりました。
おそらく PureVideo という機能によるものだと思われます。
これは非常にありがたかった。

あとは、CRT モニターにアナログ接続しているのに、
表示が前よりもシャープになったような気がすることです。
たぶん気のせいじゃない。
文字が読みやすくなってると思う。

そして、画像処理ソフト等で、小さめの解像度の画像を大きく拡大させても、
輪郭のギザギザ・・・ ジャギーが目立ちません。
アンチエイリアスというのか、スムージングというのか忘れましたが、
非常にジャギーが軽減されていて良い感じです。

代わりにやはり、それなりにボケてしまいますが、とりあえずジャギーは目立ちにくいと思います。

そんな感じで、ゲームでは期待ほどではありませんでしたが、
それ以外の、動画再生能力やら、綺麗な画面表示やら、画像が荒れないスムージングやら、
本来期待していた以外の要素があまりにも素晴らしいカードでしたので、
なんだか非常に重宝しそうな気がします・・・。

ゲームやるとかではなく、普通に CG 制作・・・とかだったら、最適なカードかもしれない・・・。
なんせ、ファンレスですからね・・・。
ファンレスって、こんなに静寂を与えてくれるものだったんですね・・・。 すっかり忘れてたよ・・・。
一度ファンレスを体験してしまうと、ちょっとファン付きには戻れませんなぁ・・・。

そんなわけで、これはなかなかに良いビデオカードだと思います・・・。
ベンチマークソフトを何度も走らせても、温度は 45 度くらいでした。
ヒートシンクを触っても、ぬるく感じる程度の温度でした。

これは・・・ 良いものだ・・・。




【 ELSA GeForce GTX 650 Ver.2 S.A.C 】

ELSA GeForce GTX 650 Ver.2 S.A.C

ELSA 社のビデオカードです。
グラフィックチップに nVIDIA 社 GeForce GTX 650 を搭載しています。

VRAM は GDDR5 1GB で、PCI Express 3.0 対応です。

・ CPU = Core2Duo E8400 3.0GHz
・ Memory = 8GB ( DDR2 800 )
・ MotherBoard = intel P45 chipset , PCI Express 2.0
・ OS = Windows XP SP3 32-bit

・ ドラゴンクエストX ベンチ( 1920x1080 , フルスクリーン , 最高品質 ) = 8,380 (とても快適)
・ FF14 新生エオルゼア キャラクター編( 1920x1080 , フルスクリーン , 最高品質 ) = 3,726 (快適)
・ FF14 蒼天のイシュガルド( 1920x1080 , フルスクリーン , 最高品質 , DirectX 9 ) = 3,195 (やや快適)
・ ゆめりあベンチ ( 640x480 , それなり ) = 133,014
・ テネレッツァベンチ ( フルスクリーン ) = 4,998
・ タイムリープぶーとべんち ( 1024x768 , AA x8 ) = 106 FPS
・ Monster Hunter Frontier 01 ( 1920x1080 ) = 6,342
・ Monster Hunter Frontier 03 ( 1920x1080 ) = 4,472

かなり静かなビデオカードです。 ほとんど音がしません。
ファンレスビデオカードからの移行だったので、正直戦々恐々といった感じだったのですが、
ほとんど音が聞こえません。
ファンレスビデオカードの時に比べて、ほん・・・のわずかに他の音が
するような・・・しないような・・・?といった印象です。

ELSA GPU Optimizer というソフトを ELSA が無料配布していて、これがなかなかに便利です。
それを見ていると、GPU 温度が 40 度を超えると、ファンが最大回転数の 30% から
上昇し始めるようです。
それ以下の温度だと 30% の速度を維持しており、この 30% の速度は非常に静かです。
ファン回転数の下限が 30% で、上限が 90% のようです。

基本的にとても満足のいっているビデオカードなのですが、あえて不満点を挙げるとすれば
排気の方向でしょうか。

排気のほとんどが固定ブラケット方面に行くようにしてもらえれば嬉しかった。
今の方向だと、PCケース内のエアフローと逆行していて、気流が乱れてしまうので・・・。
排気はやはり、PCケース外に放り出すのが美しいんじゃないかと思う。

欲を言えば不満点はそれで、
しかし基本的には、非常に満足のいく一品でした。




【 BOSE WBS-1 VRII 】

BOSE WBS-1 VRII

BOSE 社のオーディオシステムです。
WestBorough SYSTEM ONE。

AM/FM チューナーと CD プレイヤーとアンプが一体となった同社の PLS-1410 と、
同社のスピーカーである 121V がセットになった製品です。
同製品で、スピーカーが横型のものが WBS-1 EXII で、縦型のものが WBS-1 VRII です。

音質ですが・・・ 良いと思います。
優しい音というか、柔らかい音というか・・・ なんというか、聴き疲れしない音だと思います。

私は別の CD プレイヤーを持っていて、そちらの方が高音質なのでそれも接続しているのですが、
一発の破壊力というか鮮明さではそちらの方が上なので、ここぞ!みたいな時には
そちらで聴いたりもするんですが、でも長時間聴くと疲れます。
長時間聴いたり、ゆったり聴きたい時とかは、結局こっちの BOSE の方に戻ってきてしまいます。
結局こっちの方が楽というか、安らぐというか、そういう感じがあって・・・。

最近はよくこれでレコードなんかも聴いているのですが、
こういう音質のせいか、レコードとの相性が良いような気がします。
より安らぐというか。

まあそんな訳で、気に入って使っております。

オーディオシステムには、鮮明さ・・・クリアさ・・・鮮烈さ・・・みたいな感じのを
自分の中では求めていたのですが、でも実際に日常的に聴くとなると、
実は自分は、柔らかい・・・ 安らぐ音質を求めているのかもしれませんね・・・。

意外というか、驚きというか、そんな感じがしました・・・。




【 audio-technica ATH-A500 】

audio-technica ATH-A500

audio-technica 社のヘッドホンです。
ART MONITOR シリーズの密閉型モデル。

音質ですが・・・ 普通です。
普通・・・ だと思う。
10,000 円くらいだったのですが、たぶん値段相応の音だと思う・・・。

詳しい事はわかりませんが、「フラットな特性」らしいです。
ヘッドホン側で勝手に音に色付けされるのは嫌だったので、フラットな特性らしいこれを選びました。
なんでもソツなく、普通に綺麗に鳴らしてくれます。

頭部を固定するウイングと呼ばれるパーツもなかなかのものです。
変幻自在に動作し、あらゆる角度に応えてくれる。
ヘッドホンのハウジングまわりも細かく可変してくれるので、あらゆる大きさの頭に
うまく対応してくれるように思います。

ところでこの ART MONITOR シリーズの最高峰モデルである「ATH-A1000」用の
イヤパッド(耳部分のクッション)がこの A500 でも使用できるという噂を聞きましたので
購入して装着してみました。 画像は装着後の姿です。

A500 の標準イヤパッドは「ソフトレザー」ですが、この A1000 用のは「人工皮革クラリーノ」。
なんだかよく分かりませんが、とても気持ち良くなりました。
素材的にも厚手だし、耐久性もありそうだし、
なんといっても着身地が良くなりました。
着け心地が良くなった・・・。 これはとても意味のあることだと思います・・・。

難点を挙げるとしたら、耳が収まる空間が狭いことでしょうか。
奥行きがあまり無いので、耳が窮屈です。
もうちょっと奥行きがあれば快適なのになぁと思いました。

あと難点をもうひとつ・・・。
ケーブルが布巻き。 これはやめてもらいたい。

これは、ケーブルに埃がついてそれを綺麗にしたい時に、すごい困る。
確かに見た目は豪華な感じなんだけど、日常の清掃を考慮しているとは思えない。
これは絶対に普通の、ツルツルしたケーブルを採用してほしいと思いました。

ちなみにこの A500 は、この価格帯の商品ではたぶん珍しいと思うんですが、「Made in Japan」でした。
audio-technica 社は、日本製であることに、強いこだわりがあったりするのかな?
この姿勢は素晴らしいなと思いましたし、とても好感が持てました。




【 SONY BDZ-AT350S 】

SONY BDZ-AT350S

SONY 社の Blu-ray レコーダーです。

「地上デジタル」「BS/110 度 CS デジタル」を各1つ搭載した、シングルチューナーモデル。
HDD 容量は 500GB です。

2年ほど使ってからの感想です。

これは基本的に、良い機種だとは思います。
なのであえて、悪いと思った点のみを書いていきたいと思います。

・ 電源OFF時の、必要なさそうな時でも機器が動作し続けていて、鬱陶しい

電源をOFFにしていても、定期的に電子番組表の更新などをしているようで、動作をします。
それは分かるのですが、その更新作業が終わった(表示が消える)後も、動作し続けています。

意味も無く、動作し続けます。 かなり鬱陶しいです。
必要な作業が終了したのなら、頼むからとっとと動作を停止して、静かになってほしい。

・ ファンが不必要に高速で回転するので、極めて鬱陶しい

これが最もイライラする要素です・・・。 とにかくファンがうるさい。
この室内温度でなぜこんな速度で回らなくてはいけないのか、と常に思わされます。

排気流に手を当ててそれが冷たい温度であるにも関わらず、無駄に高速回転しています。
排気温があの程度なのにあんなに速く回転する必要はないのではないだろうか・・・。

回転速度が変化しているところを見ると、このファンは可変ファンのようです。
ならば、設定項目の奥深い所にでも、上級者向け設定項目とでも称して
ファンの回転速度をユーザーの任意で指定できるようになっていれば嬉しかった・・・。
「HI」、「LO」のような感じで。
デフォルト設定が「HI」で、任意で「LO」に出来るみたいな感じで。

夏場に「LO」にされて熱暴走起こして壊れることをメーカーは懸念するだろうか?
しかしとにかくうるさいので、なんとかしてほしい・・・。

電源をOFFにしているのにファンに延々高速回転されているユーザーの身にもなってください!
信じられないくらいにイライラさせられます・・・。

ファームウェアの更新でファン速度をコントロールできるのであれば、
もっと静かに動作するよう更新してほしい。

頼むから、なんとかしてくれ!




【 TURTLE BEACH XBOX 360 Audio Adapter 】

TURTLE BEACH XBOX 360 Audio Adapter

TURTLE BEACH 社の、家庭用ゲーム機 XBOX 360 用オーディオアダプタです。

これが必要になる状況というのは色々あると思いますが、
私の場合は XBOX 360 S 本体を HDMI で液晶モニタと接続しているのですが、
その音声出力を本体内蔵の光デジタルからでなく、RCA のオーディオケーブル(赤白の)を使って
外部スピーカーと接続する目的で購入しました。

XBOX 360 Elite を購入した場合は最初からこれの Microsoft 純正品が同梱されているようです。
ですが純正品は、単体で買おうとすると、異様に高いのです・・・。

こちらの製品の性能についてですが、
私はパソコン用液晶モニタと接続しているのですが、
入力切替をしても XBOX 360 本体が再起動したりはしません。
あと音声の左右が逆になっているといったこともありませんでした。

いやなんか、純正品以外だとそのような症状が起こるという話でしたので・・・。

正直、商品レビューする程の物ではない気はしたのですが、
一応このような商品があって、私の環境下においてはそのような症状は
起こりませんでしたよ〜・・・という動作報告・・・です。

あとなんか、全体的な品質は高い感じのする商品でした。




【 SONY ICF-SW11 】

SONY ICF-SW11

SONY 社の World Band Receirver です。
世界の放送が聴けるラジオです。

FM/SW/MW/LW の 12 BANDS で、STEREO 音声出力です。
選局方法はアナログです。

使用感ですが、当たり前ですが世界各国のラジオ放送が聴けるので面白いです。
ただ私はそもそも日本国内の長距離受信用として考えていましたので、
そういう用途からいえば、やや性能不足でした。

外国の放送を受信できるくらいなので確かに国内の長距離受信はできるんですが、
「選択度」が低いせいか、隣接する周波数の局の放送が混信してしまって
実際のところ、あまり上手く受信できないことが多いです。

性能的には、そういう感じ。

価格的には割と安価でしたが、日本製だったので、とても嬉しかったです。
さすがは、ラジオの SONY 。




【 SONY ICF-EX5 】

SONY ICF-EX5

SONY 社の長距離受信に強いラジオです。
FM/MW/SW の 4 BANDS で、モノラル音声出力です。
選局方法はアナログです。

使用感ですが、高感度を謳っているだけあって、かなり良いです。
高感度かつ高選択度設計なので、隣接する周波数の局の放送があっても
目的の局の放送だけをかなりの精度で選局してくれます。

具体例でいいますと、宮城県から、東京の文化放送やラジオ日本の番組を
割と綺麗に受信できたりします。
もちろん気象条件にもよりますが、大抵は聴くに耐えうる音質で聴くことが可能です。
神戸の放送もそこそこ聴けます。

このラジオ、造りが非常に良く、かなり気に入っています。
弱点らしい弱点は特にないんですが、あえて挙げるとするなら
「音声出力がモノラルなこと」と「選局方法がアナログなこと」でしょうか。

アナログ選局は、選局しづらくて疲れるなぁ・・・と。
でもラジオっぽいし、味があるので意外に好きなんですけどね・・・(笑)。

そんなこんなで、かなり気に入っているラジオです。

そして当然のように、「Made in Japan」。
本体のみならず、外装の箱、説明書までもが全て日本製で
これには正直、ラジオにかける SONY の気合の程を感じました・・・。
素晴らしい・・・。